全事業者対応必須!モバイルファーストインデックスを理解しよう


「モバイルファーストインデックス」って、聞いたことありますか?


結論から言えば、「スマートフォンをはじめとするモバイル向けに最適化されたページを優先的に検索結果に表示します!」ということです。


みなさんに馴染みのある「SEO対策」は、このモバイルファーストインデックスで大きく変わることになります。


とりあえずホームページだけは作ってあるという方も多くいらっしゃると思いますが、これからの時代は、もう1歩進んで対応することが必要となりました。


WEB検索の半数以上がモバイル検索の時代に

モバイルファーストインデックスの背景には、全世界のWEBサイトへのアクセスの半数以上がモバイルになったことがあります。(2016年にGoogleが公表)

まぁ、スマホで情報検索できるようになると、わざわざパソコン開いて検索する人が減ってしまうのは、当たり前ですよね。

自分でも仕事以外では、よっぽど高価なものを買うときの情報収集や比較検討以外あまりパソコンでWEBを見なりました。

もっと言うと、若い人たちはパソコン持ってない人増えてますよね。


Googleのビジネスモデルを知っておこう


先日聞いた話ですが、Google=社名であることを知らない人がいると聞き、びっくりしました!笑


まぁ、言われてみれば、Google=ググると同義で扱われることは多くあれど、

もはや社会のインフラの一部となってしまったので、それはそれで仕方ないのかなとも。

(昔は、検索エンジンはたくさん存在していたのですが、もう今では検索=ググるですからね。Yahoo!検索の裏側もGoogleなので。)


で、そのGoogle、「世界中の情報を整理し、誰でもアクセスできるようにする」と言うミッションに掲げています。


良質な検索結果をユーザーに提供することで利用する(ググる)人が増えて、そこに掲載する広告枠を事業者に売って利益を出す広告ビジネスの会社です。

検索の会社じゃないんですよ!


つまるところ、Googleはユーザー(検索者)が求めている(であろう)情報に、素早く正確に提供することが、継続的に利用してもらうために大事なわけです。

質問しても明後日の方向を向いた回答しか返さない人にはもう相談しない!のと同じです(笑)


モバイルファーストインデックス対策はどうしたら良いの?

冒頭で世界中の検索がモバイルシフトしていることを書きましたが、

この流れを受けて、Googleが発表したことが「モバイルファーストインデックス」です。


これまではパソコン用のホームページの情報を収集(インデックス化)して、その内容を元に検索結果の表示順位を決めてきたのですが、

「これからはモバイル用のホームページの情報を中心に検索順位を決めますよ!」と、インデックスする対象が変わったのです。


だから何が変わるの?というあなた!

先ほど書いたように、Googleは、ユーザーが必要とする情報に素早くアクセスできる手伝いをしている会社だということを思い出してください。


みなさんがスマートフォンで検索して、特定のページを見た時に、パソコン用ページが縮小表示されていて、文字が読みにくいなと感じた経験はありませんか?


それはつまり、ユーザー体験としてはよろしくないとGoogleは言っている訳です。

Googleはモバイルファーストインデックスに先立ち、モバイルフレンドリーという用語も使っていますが、いずれもモバイルでの利用者に優しいページ作りをしましょうということです。


ですから、「これからはスマートフォンに最適化されたページがないサイトは、検索結果の順位を下げますよ!」というGoogleの宣言が、モバイルファーストインデックスです。

すなわち最適化できてないページを上位表示することはGoogle検索使いにくいと思われることにつながり、ググる人が減ることを恐れているわけです。


ですから、まずはしっかりとモバイル用のページを作りましょうね!

でも、どうやってスマホ対応すればいいのよ!?

という方には、この「だいちゃんねる」ブログで使っている Amebaowndというツールをオススメします!

無料で使えて、必要最低限の機能は揃っているし、テンプレートデザインもシンプルで使いやすいですよ。

プログラムの知識がなくても結構それっぽく作れるので、WEB制作会社は商売あがったりですね(笑)


ちなみに、モバイルファーストインデックスがいつから導入されるかは、

はっきりしたことは言われていませんが、2016年10月の時点で数ヶ月先にはなると言っていたので、もうまもなくかもしれません。


ある日突然サイトへのアクセスが激減したとならないためにも、今からしっかりと対応しましょう。


重要性を増すユーザー体験


以上がモバイルファーストインデックスの基礎です。

これによりスマートフォン最適化を図ることで、次の課題として、

あの小さな画面で何をどう迷わずに伝えていくのか?という情報設計の問題が浮上してきます。


まぁ、そこの細かいことまではいいとしても、

いかに必要な情報にたどり着きやすくするかというユーザーの体験を中心にデザインをすることの重要性は日々高まっています。

「顧客視点で考えてね!」ということも、モバイルファーストインデックスを通じてGoogleが伝えたいことかもしれませんね。


ということで、最後に顧客体験がいかに重要かの事例として、アップルストアの顧客体験について書かれている本を紹介しておきます。(まだ読めてませんがw)

だいちゃんねる

宮崎県よろず支援拠点のコーディネーター小川が、個人的にきになること、知ってほしいことを好き勝手書いていく無責任な情報提供ブログです(笑) でも、きっと役に立つ情報はあるはず!